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あなただけのプランをオーダーメイド「Grace」

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2026年7月5日
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壁は、家の中で最も面積が広い場所です。だからこそ、床や家具以上に、空間の印象を左右します。
「5枚のサンプルから選んでください」と言われたら、きっと楽しい時間でしょう。でも実際の家づくりはそう簡単ではありません。私が見た壁紙は、おそらく500種類、いや1000種類以上。その中から「これだ」と思える一枚を探す作業は、想像以上に大変でした。
色は理想でも、質感が違う。質感は良くても柄が気になる。少し光沢があるだけで、イメージから外れてしまう。そんなことを何百回も繰り返しながら、サンプルを取り寄せ、光の当たり方を確認し、また探す。その繰り返しです。
探せば探すほど、「自分が思い描いている壁紙は存在しないのでは」と感じることもありました。
そんな中で、海外の超高級住宅を見て気づいたことがあります。
海外では、壁そのものが空間の主役になるように設計されています。石材や左官、布張りなど、本物の素材を使うことも多く、壁紙を使う場合でも、質感や立体感に徹底的にこだわっています。
一方、日本は機能性や施工性が重視されることが多く、量産品のビニールクロスが主流です。もちろん優れた商品はたくさんありますが、「素材で空間をつくる」という考え方は、まだ海外ほど一般的ではないように感じます。
だから私は、日本のカタログだけではなく、海外メーカーの壁材や輸入壁紙まで視野を広げて探しています。
完成した家を見れば、壁は背景に見えるかもしれません。でも、その背景を決めるまでには、何百もの選択と迷いがあります。
今はまだ理想の一枚を探している途中です。
大変な作業ではありますが、この時間があるからこそ、本当に納得できる空間が生まれるのだと思っています。